レヴェナント : 蘇えりし者
4/22公開の「レヴェナント : 蘇えりし者」観てきました!
一言で感想を言うと、「凄い...」。
に、なってしまいそうなくらい。圧倒的な映画でした。
今作で初のアカデミー賞を受賞したレオナルド・ディカプリオは、さすが!というべきの圧巻の演技力でした。
ヒュー・グラスという実際の人物を演じたレオは、熊との闘いで完全に瀕死状態で、ほとんど声が発することができない中で表情で見せた最高の演技でした。
この作品は、主演男優賞以外も監督賞と撮影賞を取っています!
この二人が、やばいんです!
監督のアレハンドロ・G・イニャリトゥは、去年の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」でも監督賞を受賞しておりV2の達成でした。
そして、それよりも凄いのは撮影賞を受賞したルベツキでしょう!
アカデミー賞初のV3を達成してます。
初受賞は「ゼロ・グラビティ」、去年の受賞は「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」と今作で三連覇です!
おめでとう!!!
あれ、「バードマン」被ってない?
そうなんです。
去年の「バードマン」でタッグを組んでる二人が今年もやってくれました!!!
嘘です。もっと凄いんです。この二人。
「ゼロ・グラビティ」からのタッグなんです。
このメキシコ人コンビ最高です!
「ゼロ・グラビティ」も「バードマン」も常に新しい映像を見せてきた二人が、今作でも凄いんすよ。本当に。
観た方ならわかるでしょう。
これから観る人なら、そこにも注目してほしい!
まず、最初の原住民との闘いの長回し。
弓矢のスピード感やパニックに陥っている九死に一生の絶望感!
そして、遠めからのズームのあのシーンも流石です。
(観ればわかるはず。たぶん。)
そして、カメラを意識した作りになっている気がしました。(自分だけかな?)
吐く息でカメラレンズが曇ったり、土がレンズに当たって跳ね返るシーンも細かいながらも、"意識"させていました。
意識させない作りが普通かと思いますが、このコンビは違うんですね。
その"意識"を楽しみ、ラストカットまで目を離さずにご覧ください!
この映画他にもめちゃくちゃ凄いんすよ。
撮影は自然光で撮ったり、ベジタリアンのレオが生レバーを食べたり。
アレハンドロが、ドS過ぎてみんな嫌になってたとか。
下のリンクで是非ご覧ください!
あ、この映画は普段映画を観ない人は覚悟していた方がいいです!
上映時間も長いですし、テーマも重く、グロいです。
朝とか見ると、疲れます。夜見ても疲れます。
覚悟の上ご覧ください。