ぼくのエリ 200歳の彼女
まさに「ぼくのエリ」だった。
どこか変わったエリに惹かれるいじめられっ子のオスカー。
派手な演出がある作品じゃないので、とにかく演出が凄い良かった。
目、猫のCGの使い方が自然だった。
どこかのオオカミとか出てくるタイプのヴァンパイア映画と違って、ヴァンパイアはこんなに凄い!という押しつけがましさがなく、人間と共生しているヴァンパイアはここが辛い!といった感じ。
血を吸う以外は、ヴァンパイアと気付けないだろう。
だからこそ"目"の演出が際立っていた。
目が大きくなったり、暗闇で少し光り、瞳孔の開き方が変わるのが、この子はヴァンパイアと思わせ、それ以外はちょっと変わった女の子。
エリはああやって守ってくれる人を探してるんだなと寂しくもなり、12歳としての感情も持ってるのかな?
エリは、オスカーと同じようにオスカーの事が好きになっていたのかな?
「エターナル・サンシャイン」とこの作品の雪が降っているシーンは、お気に入り。
あと、この作品はハリウッドでリメイクされてるようですね。
また、観たらレビューを書きたいと思います。